シェラトン・ヒースローホテル宿泊記|Hotel Hoppaで空港前泊・プラチナ特典【60代一人旅】

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ロンドン滞在を終え、次の目的地はニューヨーク。

ヒースロー空港を出発する飛行機は、朝9時30分発でした。

国際線は空港へ早めに到着しておきたいもの。ロンドン市内のホテルから早朝に移動するとなると、寝坊しないか、電車が予定どおり動くか、重いスーツケースを持って慌てないか——心配がいくつも増えてしまいます。

そこで私は、出発前日に空港近くへ移動し、**Sheraton Heathrow Hotel(シェラトン・ヒースローホテル)**に1泊しました。

結論から言うと、前日に空港のそばまで移動しておいたことで、翌朝の心の余裕がまったく違いました。

今回は、マリオット・ボンヴォイのプラチナエリート特典で利用したクラブラウンジ、ラマダン中のホテルで出会った心温まる光景、そして空港とホテルの移動に便利だった有料シャトル「Hotel Hoppa(ホテル・ホッパ)」についてお伝えします。

目次

シェラトン・ヒースローホテルの基本情報

ホテル名 Sheraton Heathrow Hotel(シェラトン・ヒースローホテル)
場所 ヒースロー空港周辺(Heathrow Airport, Colnbrook Bypass, West Drayton, England UB7 0HJ)
アクセス ヒースロー空港各ターミナルから車で約5分。Hotel Hoppaはターミナル2・3からH2B、ターミナル5からH5B
宿泊日 2026年2月26日(1泊)
宿泊料金 1泊 99英国ポンド/21,260円(税込)
※ホテルを予約した2025年11月の為替で実際に引き落とされた金額
予約した客室カテゴリー デラックス ゲストルーム
客室面積 約26㎡
ベッドのサイズ シングルベッド2台(ツイン)
朝食の有無 マリオット・ボンヴォイ プラチナエリート特典で利用可能。ただし早朝出発のため利用せず
予約サイト マリオット公式アプリ
部屋数 428室
特徴 ヒースロー空港に近く、クラブラウンジ、レストラン、24時間利用可能なフィットネスセンターを備えた空港前泊に便利なホテル

シェラトン・ヒースローホテルは、ヒースロー空港の各ターミナルから車で約5分の場所にある空港ホテルです。

全428室の客室に加え、レストラン、バー、クラブラウンジ、24時間利用できるフィットネスセンターなどを備えています。

空港ターミナルと直結したホテルではありませんが、Hotel Hoppaやタクシー、路線バスを利用して移動できます。特にターミナル5を利用する場合は、Hotel Hoppaのほか、路線バス350番という選択肢もあります。

今回の私の目的は、ホテルステイそのものを満喫することより、翌朝のニューヨーク便に無理なく乗るため、空港のすぐ近くで安心して眠ることでした。

余談ですが。。。
朝チェックアウトを終えたロビーでJALのCAさん御一行に遭遇しました。
LHR→HND便でしょうか? JALさんのお宿にもなっているようです。

なぜロンドン市内ではなく、空港前泊を選んだのか

朝9時30分発と聞くと、それほど早い便ではないように感じるかもしれません。

けれども国際線ですから、空港には出発時刻よりかなり早く着いておきたい。ロンドン市内からヒースロー空港へ移動する時間も加えると、早朝から行動しなければなりません。

しかも私は60代の一人旅。大きなスーツケースを持ち、時間を気にしながら移動するのは、体力的にも精神的にも負担になります。

「朝、慌てたくない」

その一点だけでも、前泊する価値は十分にありました。

前日のうちにロンドン市内からヒースロー空港へ移動し、そこからHotel Hoppaでホテルへ。翌朝はホテル玄関から再びHotel Hoppaに乗り、利用するターミナルへ向かいました。

部屋からの眺め。のどかだ。

客室は空港前泊に十分な広さ

今回予約したのは「シングル2台、デラックス ゲストルーム」

夕方から宿泊して、明朝早くに出発する。体を休めるためのお部屋としては充分なお部屋でした。

★実際のお部屋についての感想

  • 適度な硬さのベッドでぐっすり眠れました。
  • シングル2台のお部屋でしたので片方のベッドにスーツケースを広げられたのは便利でした。
  • バスタブは無いお部屋でした。シャワーの水圧は普通。
  • 空港の近くといっても飛行機が見えるわけではなく静かに過ごせました。
  • コンセントの形はBFタイプのため変換プラグをお忘れなく。

空港前泊では、豪華さ以上に「しっかり休めること」が大切です。翌朝の移動に備えて早めに休めたのであれば、その目的には十分合っていたと言えます。

バスタブ無しでシャワーのみ

宿泊時のシャワーアメニティは、シェラトンでおなじみの「GILCHRIST & SOAMES(ギルクリスト&ソームズ)
ロンドンで宿泊した「シェラトン・グランド・ロンドン・パークレーン」でも登場しましたね。

GILCHRIST & SOAMES(ギルクリスト&ソームズ)

マリオットプラチナ特典でクラブラウンジを利用

シェラトン・ヒースローホテルには、シェラトン・クラブラウンジがあります。

クラブルームなどラウンジアクセス付きの客室に宿泊する人のほか、マリオット・ボンヴォイのプラチナ、チタン、アンバサダーエリート会員は、本人と同伴者1名まで無料で利用できます。

私はプラチナエリート特典で利用することができました。

落ち着くラウンジには日本人もちらほら

公式サイトでは、ラウンジは24時間利用可能で、日中のリフレッシュメントや夕方のカナッペなどが案内されています。

物価の高いイギリスでは、ラウンジで飲み物や軽食をいただけるのはありがたい特典です。翌朝が早いときは、ホテルから外へ食事に出なくて済むだけでも助かります。

朝食は、開始時間より前に出発したためパス

プラチナエリート特典で朝食も利用できる予定でしたが、今回は朝食の開始時間より前にホテルを出発する必要があり、残念ながらパスしました。

公式サイトによると、ホテル内の「Cast Iron Bar & Grill」の朝食は午前6時30分から。クラブラウンジでも朝食が提供されますが、提供時間は宿泊日によって変わる可能性があります。

朝の便を利用するための前泊では、朝食付きかどうかだけでなく、何時から食べられるかも確認しておくこともおすすめします。

早朝に出発する方は、前夜のうちに軽く口にできるものを用意しておくと安心です。
(今回は空港のラウンジで美味しい朝食をいただきました)

※営業時間やプラチナ特典の内容は変更される場合があります。予約時またはチェックイン時にご確認ください。

ラマダン中のホテルで出会った、断食明けへの心遣い

今回の宿泊日は2026年2月26日。ちょうどイスラム教の聖なる月「ラマダン」の期間中でした。

ロビーを歩いていると、「RAMADAN MUBARAK」と書かれた案内板とともに、グラスに入ったデーツ(ナツメヤシの実)と飲み物が用意されていました。

ラマダンの案内と断食明けのデーツ

案内板には、英語で次のような内容が書かれていました。

聖なるラマダンの月を迎え、断食を終えるためのデーツをご用意しました。このラマダンが、皆さまに豊かな祝福と喜び、心の成長をもたらしますように。

※写真の英文をもとにした意訳です。

ラマダンとイフタールとは?

ラマダンは、イスラム暦の第9月にあたる神聖な月です。健康な成人のイスラム教徒は、日の出前から日没まで飲食を控え、祈りや慈善、内省を大切にして過ごします。

日没後に断食を終えていただく食事が「イフタール」です。

伝統的に、断食明けにはまずデーツと水を口にする習慣があります。ホテルに並べられていたのも、まさにそのためのデーツと飲み物でした。

写真の案内にも「provide the dates for breaking your fast(断食明けのためのデーツをご用意しました)」とあります。そのため、ここで用意されていたものを正確に表現するなら、イフタールの食事一式ではなく、宿泊客が断食を終えるためのデーツと飲み物です。

日本で暮らしていると、ラマダンの期間中にホテルでこのような光景を見る機会は多くありません。

さまざまな国から旅行者が集まるヒースロー空港近くのホテルだからこそ、宗教や文化の異なる宿泊客に配慮したおもてなしが、ごく自然に用意されているのでしょう。

私は断食をしていたわけではありませんが、目の前のデーツを見ながら、その背景にある文化を初めて身近に感じました。世界を旅する面白さは、有名な観光地を見ることだけではなく、こうした日常の中の文化に出会うことにもあるのだと思います

なお、2026年のラマダンは、英国では2月17日夜から始まり、最初の断食日は2月18日と見込まれていました。開始日と終了日は新月の観測によって変わるため、国や地域、コミュニティによって異なる場合があります。

ヒースロー空港とホテルを結ぶ「Hotel Hoppa」とは?

空港近くのホテルといっても、必ずしもターミナルから歩いて行けるとは限りません。

シェラトン・ヒースローホテルもターミナル直結ではないため、私は「Hotel Hoppa(ホテル・ホッパ)」を利用しました。

Hotel Hoppaは、ヒースロー空港の各ターミナルと周辺ホテルを結ぶ有料の共同シャトルバスです。シェラトンが単独で運行する無料送迎バスではありません。

シェラトン・ヒースローへ向かうバス番号

  • ターミナル2・3から:H2B
  • ターミナル5から:H5B
  • ターミナル4:現在Hotel Hoppaはターミナル前へ乗り入れていないため、別ターミナルへの無料移動などが必要

乗り場は次のとおりです。

  • ターミナル2:バス停9・10
  • ターミナル3:バス停12・13
  • ターミナル5:バス停17・18

※乗り場や路線は変更されることがあります。乗車当日はHotel Hoppaまたはヒースロー空港の公式サイトで確認してください。

ホテルのカウンターにあった実際の時刻表

実際にHotel Hoppaへ乗ってみた

私が乗車したのは「Terminal 5」の「H5B」です。

★実際の乗車記録

  • 空港内をBusの表示に従って進むのは簡単でしたが、最後の最後にバス停がわからず、インフォメーションデスクがあったのでお尋ねすると、すぐ目の前にありました。
  • 空港内で少し迷いながら到達したバス停にはすでにバスが待機していました。これを逃すと次は1時間後でした。
  • LHR(T5)とホテル間は1時間単位でバスが出ているようです。
  • チケットは購入せずクレジットカードのタッチ決済で完了(ホント便利)
  • ホテルまでは10分ほどで到着
  • ホテルへ向かう時は夕方だったためか、車内は少し混雑していました。明朝空港へ向かう時は早朝だったためか乗客は数名でした。

大きなスーツケースを持っていたので、ホテルの玄関前で乗り降りできるのはとても楽でした。

路線バスならもう少し安く移動できますが、最寄りのバス停からホテルまで歩く必要があります。タクシーならさらに楽ですが、一人で利用すると料金が高くなりがちです。

Hotel Hoppaは、タクシーより料金を抑えながら、路線バスより荷物の移動が楽。私にとって、ちょうどよい選択肢でした。

Hotel Hoppaの料金と購入方法

2026年8月にヒースロー空港公式サイトで確認した料金は、次のとおりです。

  • 片道:7ポンド
  • 往復:13ポンド
  • グループ片道:20ポンド
  • グループ往復:36ポンド

チケットは、公式サイトやアプリ、運転手から購入できます。が、やはりクレジットカードでのタッチ決済が便利でした。運行時間の目安は午前4時から深夜0時までです。

もしかして朝はタクシーを使うかも?と思ったので、私は片道ずつ購入しました。

2026年2月時点の料金は「空港→ホテル1,494円 ホテル→空港1,491円」でした。
(どちらも実際カード払いで引き落とされた料金)

料金や時刻表は変わるため、旅行前に最新情報をご確認ください。

タクシー・路線バス・Hotel Hoppaを比較

移動手段便利さ料金の目安荷物が多いとき向いている人
Hotel Hoppaホテル玄関で乗降できる片道7ポンド(2026年8月確認)荷物置き場があり便利一人旅、料金と楽さを両立したい人
タクシー希望の場所からホテル玄関まで直行距離・時間帯により変動最も楽複数人、荷物が多い人、待ち時間を減らしたい人
路線バス最寄り停留所から歩く場合がある比較的安い荷物が多いと少し大変料金を最優先したい人、身軽な人

シェラトン・ヒースローの場合、ターミナル5からは路線バス350番に乗り、Duke’s Bridgeで下車してホテルまで徒歩約5分という方法もあります。

ただし、大きな荷物を持つ60代の一人旅では、安さだけでなく、乗り降りのしやすさや歩く距離も大切です。

Hotel Hoppaを利用するときの注意点

実際に利用して感じたことと、公式情報をもとに注意点をまとめます。

  • 無料のホテル送迎ではなく、有料の共同シャトル
  • 行き先となるホテル名とバス番号を乗車前に確認する
  • 複数のホテルを回るため、時間に余裕を持つ
  • 朝は混雑や道路状況も考え、1本早い便を選ぶ
  • ターミナル4には現在直接乗り入れていない
  • 乗り場、料金、時刻表は旅行直前に再確認する

特に飛行機へ乗る朝は、「ぎりぎり間に合うバス」ではなく、1本乗り遅れても大丈夫な時間にホテルを出るのがおすすめです。

シェラトン・ヒースローホテルをおすすめできる人

こんな人にはおすすめ

  • ヒースロー空港から朝早い便に乗る人
  • ロンドン市内からの早朝移動を避けたい人
  • マリオット・ボンヴォイのプラチナエリート以上で、ラウンジを利用できる人
  • 大きな荷物があり、Hotel Hoppaでホテル玄関まで移動したい人
  • 空港近くで安心して休むことを優先したい人

少し注意が必要な人

  • ターミナル直結で、徒歩だけで移動できるホテルを探している人
  • 無料の空港送迎を希望する人
  • 早朝出発でもホテル朝食を必ず食べたい人
  • ロンドン中心部の観光を夜まで楽しみたい人

まとめ|空港前泊で、ロンドンからニューヨークへ余裕の出発

朝9時30分のニューヨーク便に備えて選んだ、シェラトン・ヒースローホテルでの前泊。

前日のうちに空港近くへ移動しておいたことで、翌朝はロンドン市内から慌てて移動する必要がなく、気持ちに余裕を持って出発できました。

マリオットプラチナ特典のクラブラウンジを利用できたことも、空港前泊ではありがたいポイントでした。朝食は時間が合わず利用できませんでしたが、今回の最優先は飛行機へ余裕を持って乗ること。そこは割り切って正解だったと思います。

そして心に残ったのが、ラマダン中の宿泊客のために用意されたデーツと飲み物です。

ホテルのロビーで偶然出会った、異なる文化を尊重するささやかなおもてなし。観光とはまた違う形で、世界を旅していることを実感できた時間でした。

空港とホテルの移動には、タクシーより手頃で、路線バスより荷物の扱いが楽なHotel Hoppaが便利でした。

ヒースロー空港から朝便を利用する方、とくに大きなスーツケースを持つ一人旅の方には、空港近くでの前泊+Hotel Hoppaを選択肢のひとつとしておすすめします。

次はいよいよ、ロンドンからニューヨークへ向かいます。

参考にした公式情報

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