世界一周の旅!フランス・パリを楽しんだあとは、イギリス・ロンドンへ向かいました。
今回は、ヒースロー空港からロンドン市内・パディントン駅への行き方4つを徹底比較。
60代ひとり旅をした私が実際に利用したエリザベスラインの乗り方を解説します。
パリからロンドン、国内線並の短時間フライトとはいえ、海外に到着した直後は、やはり少し緊張しますよね。
ヒースロー空港に降り立ったとき、シニアのひとり旅にとって最初の関門が「**空港から市内までどうやって行くか**」です。
大きなスーツケースを引きながら、慣れない土地で、英語の案内表示を見ながらの移動。
できれば迷わず、なるべく安く、できれば座って市内まで移動したいものです。
先に結論をお伝えします。
**パディントン駅方面へ行くなら、エリザベスライン(Elizabeth line)が一番おすすめです。**
乗り換えなしの直通で約30分
料金は£15.50(約3,350円ほど※)
切符を買う必要すらありませんでした。
✅エリザベスライン利用時だけでなく、実際にロンドンを観光してみると、滞在中に切符を買う場面は一度もありませんでした。
それでは、主な行き方4つの比較と、私が実際に乗ったエリザベスラインの様子をお伝えします。
※この記事内では、1ポンド=216円で計算しています。
★レートは2026年7月11日現在

ヒースロー空港からロンドン市内へ|主な行き方4つを比較
ヒースロー空港から市内への主な移動手段は、次の4つです。
| 手段 | 所要時間 | 料金(片道) | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| エリザベスライン | 約29分 | £15.50 (約3,350円) |
安さと速さのバランス重視 |
| ヒースローエクスプレス | 約15分 | £26 (30日前予約なら£10) |
とにかく速く着きたい |
| 地下鉄ピカデリー線 | 約60分 | £5前後と最安 | 節約優先・荷物が少ない |
| タクシー/配車アプリ | 40〜80分 | £60〜100 | 2人以上・荷物が多い |
それぞれ簡単に説明します。
**エリザベスライン**は2022年開業の新しい路線。ヒースロー空港からパディントン駅まで乗り換えなしで行け、車内も駅も新しく快適です。私が乗車した2026年2月は時間帯によって安い料金(£13.90)で利用できました。が、2026年3月から終日£15.50の均一料金になりました。
**ヒースローエクスプレス**は最速の15分でパディントンに着く特急です。ただし当日購入だと£26(約5,600円ほど※)とかなり高め。利用する日持が決まっているなら、30日以上前の事前予約で£10になります。「行きはエリザベスライン、帰りは予約したエクスプレス」という使い分けも賢い方法です。
**地下鉄ピカデリー線**は一番安く市内へ行けますが、所要時間は約1時間。しかもパディントン駅へは途中で乗り換えが必要です。ロンドンの地下鉄は古い駅も多く、階段しかない駅もあります。大きなスーツケースを持ったシニアの一人旅には正直おすすめしません。
**タクシー・配車アプリ**は玄関先まで運んでくれる安心感はあるものの、ロンドン名物の渋滞につかまると80分以上かかることも。料金も1万円を超えてきますので、一人旅なら選ぶ理由は薄いと感じます。
私がエリザベスラインを選んだ理由
比較した結果、私がエリザベスラインを選んだ理由は3つです。
① パディントン駅まで乗り換えなし
今回ロンドン初日の宿泊場所として選んでいたホテルがパディントン駅から徒歩圏だったので、直通は絶対条件でした。スーツケースを持っての乗り換えは、それだけで体力を消耗しますから。
② ヒースローエクスプレスとの差額£10.50で、物価高騰しているロンドンでの食費の足しにできる
所要時間の差は14分。この14分に約2,300円を払うかどうか…と考えて、私は、その約2,300円をロンドンでの食事にまわすことにしました。時間に追われない旅ができるのは、シニア旅の特権ですね。
③ 切符を買わなくていい
これが本当にラクでした。詳しくは次の章で説明します。

切符は買わなくていい|クレジットカードのタッチ決済でそのまま改札へ
エリザベスラインは、**タッチ決済対応のクレジットカードがあれば切符を買う必要がありません**。
改札の黄色い読み取り部分に、カードをピッとかざすだけ。
日本のSuicaと同じ感覚です。
オイスターカードを購入する必要さえありません。
オイスターカードとは?(日本でいうSuicaやPASMOのような、ロンドンでのチャージ式交通ICカードです)
券売機の前で英語のメニューと格闘しなくていいのも、一人旅には本当にありがたいシステムでした。
お手持ちのカードに、Wi-Fiマークを横にしたようなマーク(タッチ決済マーク)がついているか、出発前に確認しておきましょう。
私は普段、メインカードとしてアメリカン・エキスプレスを使っています。
ただ、ヨーロッパでは利用できないお店もあるため、「改札でも使えなかったらどうしよう……」と少し心配していました。
実際に使ってみると、ヒースロー空港でもパディントン駅でもスムーズにタッチ決済ができ、拍子抜けするほど簡単。
iPhoneのエクスプレスカードに設定していたおかげで、Face IDの認証も必要なく、そのまま改札を通れました。
ひとつだけ注意したいのは、改札に入るときと出るときに、必ず同じカードや端末を使うことです。
カードごとに運賃が計算される仕組みなので、入場時はクレジットカード、出場時はApple Payというように使い分けないようにしましょう。
Apple PayやGoogle Payを使う場合も、「今日はこれ」とひとつに決めておくと安心です。
乗り場への行き方
私が到着したのはヒースロー空港のターミナル5 ✈️
(日本からのJAL便はターミナル3です)
入国審査を済ませ到着ロビーを出たら、各旅行会社の札を持った方達がお出迎えされています。そこを通過したら、あとは「**Elizabeth line**」の記載がある列車乗り場への青い案内表示をたどるだけで、迷わず乗り場に着きました。

エレベーターも完備されているので、スーツケースがあっても大丈夫。改札から先はエレベーターで地下のホームに降ります。
車内の様子と荷物スペース
車内は新しくて清潔。(他の乗客の方がいらっしゃるので写真撮れず)
スーツケースは足元に置いていました。
荷物置き場があるという情報を見ていたのですが、私は見つけられませんでした。
私以外の方も足元に荷物を置いている人が多く、車内はやや窮屈に感じました。

平日の15時半〜16時頃に乗車したのですが、乗車直後の車内は比較的空いていました。
実際に乗って感じたこと
いくつかの駅に停車します。
地元の方々の日頃の移動手段としても使われる列車のようです。
人の乗り降りが頻繁にあり、パディントン駅に着く頃には結構混雑していました。
ターミナル5が始発駅だったこともあり、約30分、座ったままでパディントン駅に到着することができました。

パディントン駅に到着|改札からホテル方面へ
パディントン駅に着いたら、出口の改札でも忘れずにカードをタッチ。
パディントン駅は大きな駅ですが、エリザベスラインのホームからはエスカレーターで地上に出られました。

シニアひとり旅の方へのアドバイス
最後に、これから利用する方へのアドバイスをまとめます。
✅タッチ決済カードは出発前に確認
✅朝夕のラッシュ時間(平日8〜9時台・17〜19時台)は、できれば避けるのがおすすめ。スーツケースを持っての満員電車は大変です
✅エレベーターの案内表示「Lift」を覚えておく。イギリスではエレベーターを Lift と呼びます
1日にあちこち移動しても、同じカードで乗り続ければ**1日の上限額(£16.30)以上は引かれない**仕組みなので、乗りすぎの心配は不要です。
| 利用するゾーン | 1日の上限額 (プライスキャップ) |
主な対象エリア |
|---|---|---|
| ゾーン1–2 | £8.90 | 大英博物館、ビッグベン、タワーブリッジなど主要観光地 |
| ゾーン1–3 | £10.50 | グリニッジ天文台など |
| ゾーン1–4 | £12.80 | ウェンブリー・スタジアムなど |
| ゾーン1–6 | £16.30 | ヒースロー空港、ハンプトン・コート宮殿など |
まとめ|時間よりお金より「気楽さ」で選ぶ
ヒースロー空港からパディントン駅へは、
**速さ最優先なら**ヒースローエクスプレス(£26・約15分)
**バランス重視なら**エリザベスライン(£15.50・約29分)
私は、14分よりも「安心して移動できること」を選びました。
シニアの一人旅なら、切符いらず・乗り換えなし・座って行けるエリザベスラインが十分すぎるほど快適でした。
さて、パディントン駅に着いた私が向かったのは、駅から徒歩圏のデザインホテル「**Inhabit Southwick Street**」
実はこのホテル、今回の世界一周の旅の中で「一番安くて、一番狭い」お部屋だったのですが…その顛末は次の記事でお伝えします。
それでは、また( ◠‿◠ )


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