ロンドンからブリティッシュ・エアウェイズのBA175便で、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)に到着しました。

初めての空港に着いたとき、まず気になるのが、空港からその都市の目的地までのアクセス方法。
JFK到着時では「マンハッタンまで、どうやって行けばよいの?」ということですよね。
JFK空港からニューヨークの中心地マンハッタンへ向かう方法は、主に・・・
- 鉄道
- 地下鉄
- タクシー、配車アプリ などがあります。
料金だけで選ぶなら地下鉄。乗り換えの少なさならタクシー。ですが、私は**速さと料金のバランスがよい、エアトレイン+LIRR(ロングアイランド・レイルロード)**を選びました。
利用したルートは次のとおりです。
JFK空港 → エアトレイン → ジャマイカ駅 → LIRR → /グランドセントラル駅
実際に乗ってみて戸惑うのは支払い方法です。
エアトレイン(空港→ジャマイカ駅)ではクレジットカードをタッチして通れるのに、LIRRでは同じ方法が使えません。 そこで、スマートフォンにMTA公式の「TrainTime」アプリをインストールし、LIRRのきっぷを購入して乗車しました。
この記事では、JFK空港からマンハッタンへの主なアクセス方法を比較したうえで、私が実際に利用したエアトレイン+LIRRの乗り方と、初めての方が迷いやすい支払い方法を詳しく紹介します。

結論|速さと料金のバランスならエアトレイン+LIRR
先に結論をまとめると、JFK空港からマンハッタンへのおすすめは、目的によって次のように変わります。
- 早く移動したい:エアトレイン+LIRR
- 交通費を抑えたい:エアトレイン+地下鉄
- 乗り換えを避けたい・荷物が多い:イエローキャブまたは配車アプリ
私が利用したエアトレイン+LIRRの運賃は、通常の大人1人で合計14ドルまたは16ドルです。
内訳は、エアトレイン8.75ドルと、LIRRのオフピーク5.25ドルまたはピーク7.25ドル。
LIRRの列車や待ち時間によって変わりますが、JFK空港からマンハッタンまでは全体でおよそ35〜60分を見ておくと安心です。
※上記は2026年9月に公式サイトで確認した金額です。運賃や運行状況は変わるため、旅行前にMTAおよびJFK空港公式サイトをご確認ください。

JFK空港からマンハッタンへの行き方4選
| 移動方法 | 料金(片道) | 所要時間の目安 | 乗り換え | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| エアトレイン+LIRR | $14または$16 AirTrain $8.75+LIRR $5.25/$7.25 |
約35〜60分 | ジャマイカ駅で1回 | 速さと料金のバランスを重視 |
| エアトレイン+地下鉄E・J・Z線 | $11.75 AirTrain $8.75+地下鉄 $3 |
約60〜75分 | ジャマイカ駅で1回以上 | 交通費を抑えたい |
| エアトレイン+地下鉄A線 | $11.75 AirTrain $8.75+地下鉄 $3 |
約60〜75分 | ハワードビーチ駅で1回以上 | A線沿線へ行きたい |
| イエローキャブ | 基本$70+税・追加料金・通行料・チップ | 約45〜90分 渋滞により変動 |
なし | 荷物が多い・複数人・ホテルへ直行したい |
※料金は通常の大人1人、2026年9月10日に公式サイトで確認。LIRR運賃はピーク/オフピークで異なります。所要時間は待ち時間や道路状況により変わります。配車アプリの料金は予約時にご確認ください。
1.エアトレイン+LIRR|速さと料金のバランスがよい
JFK空港からエアトレインでジャマイカ駅へ行き、LIRRに乗り換える方法です。
LIRRは、マンハッタンのペンステーション駅とグランドセントラル駅のどちらにも向かえます。ジャマイカ駅からマンハッタンまでの乗車時間は列車によりおよそ20分前後。地下鉄より料金は少し高くなりますが、マンハッタンまで早く移動できるのが魅力です。
大きなスーツケースを持っていた私にとっても、長時間地下鉄に乗るより身体的にも精神的にも負担が少ないと感じ、ちょうどいいバランスでした。

2.エアトレイン+地下鉄E・J・Z線|安さを優先したい人向け
エアトレインでジャマイカ駅へ行き、地下鉄のSutphin Blvd-Archer Av-JFK Airport駅からE・J・Z線に乗る方法です。
エアトレイン8.75ドルと地下鉄3ドルの合計は11.75ドル。LIRRより安く移動できますが、マンハッタンまでの乗車時間は長くなります。ホテルの最寄り駅によっては、さらに地下鉄の乗り換えが必要です。
3.エアトレイン+地下鉄A線|ロウアー・マンハッタン方面にも
エアトレインでハワードビーチ駅へ行き、地下鉄A線に乗り換える方法です。料金はE・J・Z線経由と同じ11.75ドルです。
A線には行き先が複数あります。空港へ向かう場合はFar Rockaway方面を選ぶ必要があるため、帰りに利用するときは行き先表示をよく確認しましょう。
4.イエローキャブ・配車アプリ|ホテルまで直接行ける
イエローキャブなら、空港からホテルの前まで乗り換えなしで移動できます。JFK空港とマンハッタン間の基本運賃は一律70ドルですが、税金、各種追加料金、通行料、チップは別です。時間帯や行き先によっては総額がかなり高くなります。
UberやLyftなどの配車アプリは、予約時に表示される料金が混雑状況などで変動します。
複数人で料金を分ける場合や、荷物が多い場合には便利です。一人旅では費用が高くなりますが、夜遅い到着や体調がすぐれないときには安心を優先する選択肢になります。
空港内で声をかけてくる客引きの車には乗らず、イエローキャブの公式乗り場、または配車アプリで指定された乗り場を利用しましょう。
【実体験】JFK空港からエアトレインでジャマイカ駅へ
到着ロビーから「AirTrain」の案内をたどる
私が到着したのはJFK空港のターミナル8(T8)です。
入国審査と荷物の受け取りを終えたら、空港内にある「AirTrain」の案内表示をたどって駅へ向かいました。

案内がわかりやすく、迷うことなくAIR TRAIN乗り場に到着しました。
行き先は「Jamaica Station」を確認
エアトレインには行き先があるため、マンハッタン方面へLIRRで向かう場合はJamaica Station(ジャマイカ駅)行きを確認して乗ります。
空港ターミナル間の移動は無料ですが、ジャマイカ駅またはハワードビーチ駅で空港の外へ出入りするときには8.75ドルかかります。

エアトレインはクレジットカードのタッチ決済が使える
ジャマイカ駅でエアトレインの改札を出る際は、タッチ決済対応のクレジットカードを読み取り部分にかざして支払えました。(JFKからエアトレインに乗車する際はタッチ不要でそのまま乗車しジャマイカ駅でのみタッチし決済します)
クレジットカードのほか、デビットカード、Apple Pay、Google Pay、OMNYカードにも対応しています。きっぷを買うために券売機の英語表示と格闘しなくてよいので、ここまではとても簡単でした。

ジャマイカ駅でLIRRに乗り換え
エアトレインの改札からLIRRへ
エアトレインを降りたら、「Long Island Rail Road」または「LIRR」の表示を目印に進みます。

ジャマイカ駅からLIRR乗り場は棟が違うので少し移動することになります。ジャマイカ駅には階段のほか、エスカレーターとエレベーターもありますので、大きなスーツケースを持っていても大変なことはありませんでした。

注意|LIRRはクレジットカードを改札にタッチするだけでは乗れない
エアトレインはクレジットカードをタッチするだけで支払えますが・・
⚠️LIRRはクレジットカードを改札にタッチして、そのまま乗車する方式ではありません。
LIRRでは、乗車前に次のどちらかで乗車券を購入します。
- 駅の券売機または窓口で購入する
- MTA公式の「TrainTime」アプリで購入する
私は一人旅ということもあり、出発前に移動方法を念入りに調べていました。そのため、この支払い方法の違いは日本にいるときに情報を得ておりましたので、MTA公式の「TrainTime」アプリもあらかじめインストールしていました。

現地では、準備しておいた「TrainTime」アプリから乗車券を購入しました。慣れない駅でアプリを探してインストールする必要がなかったので、事前に準備しておいてよかったと思いました。
正確には「LIRRでクレジットカードが使えない」のではありません。アプリや券売機でのきっぷ購入にはクレジットカードを使えますが、エアトレインのようにカードを改札へ直接タッチする乗り方ではないという違いです。
MTA TrainTimeアプリできっぷを買う方法
「TrainTime」は、LIRRとメトロノース鉄道の経路検索、運行状況の確認、きっぷの購入と表示ができるMTA公式アプリです。
乗車前に済ませる手順
- App StoreまたはGoogle Playで「MTA TrainTime」を検索してインストール
- 出発駅に「Jamaica」、到着駅に「★Penn Stationまたは★Grand Central」を入力
- 乗る列車と運賃を確認
- クレジットカード、Apple Pay、Google Payなどで乗車券を購入
- 乗車前にアプリの乗車券を有効化
- 車内で係員が来たら、スマートフォンの乗車券(QRコード)画面を見せる
文字にしたら難しそうですが、アナログ世代の60代の私も難なく乗車券購入できました。
乗車後に車内で購入すると割増になる場合があるため、乗る前に購入しておくのが安心です。
乗車券購入の手順を載せておきますね。⬇️

One Way City Ticket Off-Peak(またはPeak)の運賃を画面で確認


「本日旅行の予定ですか?」や「アクティベート(有効化)してね。」など案内が出るので「Continue!」で進むと購入できます。


LIRRには、日本のようにすべての駅で乗車券を通す改札があるわけではありません。乗車すると車内を係員が回ってくるので、有効化したアプリの乗車券画面(QRコード)を見せます。
QRコードを提示する準備だけしておけば何ら戸惑うこともありませんでした。
※アプリの画面は更新で変わる場合がありますし、個人情報や決済情報が写っていますので写真は載せていません。
私が乗った車両は数組しか乗客がいませんでした。大きなスーツケースと共にスムーズにグランド・セントラル駅に到着しました。
アプリは日本で先に入れておくと安心
慣れない駅で、スーツケースを持ちながらアプリを探して購入するのは、思った以上に落ち着きません。
これから同じルートを利用する方には、日本にいる間にTrainTimeアプリをインストールしておくことをおすすめします。出発駅と到着駅の入力だけでも一度試しておくと(日本で試せます)、現地で慌てずに済みます。
乗車券は、乗る列車と時間を確認してから購入・有効化しましょう。スマートフォンを使うため、充電切れにも注意が必要です。モバイルバッテリーを手荷物に入れておくと安心です。
LIRRはペンステーションとグランドセントラルのどちらを選ぶ?
LIRRはジャマイカ駅から、マンハッタンの主な2駅へ向かえます。
- Penn Station(ペンステーション):タイムズスクエア、ヘラルドスクエア、チェルシー方面に便利
- Grand Central Madison(グランドセントラル・マディソン):ミッドタウン東側、グランドセントラル駅周辺に便利
宿泊するホテルの場所をGoogleマップなどで確認し、ホテルに近い駅を選ぶのが一番です。目的の列車がJamaica駅に停車し、行き先が合っているかをTrainTimeで確認してから乗りましょう。
私が選んだのはグランド・セントラル駅です。宿泊先のホテル『The Times Square EDITION』へ行くには、こちらの駅の方が便利だったからです。

60代一人旅(JFKからの移動)で感じたメリット・注意点
利用してよかった点
- 地下鉄より短い時間でマンハッタンへ移動できた
- タクシーより交通費を抑えられた
- 道路渋滞の影響を受けにくい
- ジャマイカ駅やエアトレインの駅にエレベーター、エスカレーターがある
- TrainTimeで列車の時刻や運行情報を確認できた
事前に知っておきたい注意点
- エアトレインとLIRRは別料金で、支払い方法も違う
- LIRRはクレジットカードを直接タッチして乗る方式ではない
- アプリを使うなら、通信環境とスマートフォンの充電が必要
- ジャマイカ駅では行き先とホームを確認する
- 工事や運休があるため、当日はTrainTimeで最新情報を見る
- 大きな荷物があると、混雑する時間帯の移動は負担になりやすい
★駅や車内で「ここが特に大変だった」という場面はありませんでした。LIRRの乗り方も知らずにJFKに降り立つと戸惑うかもしれませんが、事前に知っていればスムーズに乗車できると思います。
よくある質問
JFK空港からマンハッタンまで一番安い方法は?
公共交通では、エアトレインと地下鉄を組み合わせる方法が通常11.75ドルで、エアトレイン+LIRRより安くなります。ホテルの場所によって、利用しやすい地下鉄路線は異なります。
エアトレインはタッチ決済できますか?
はい。ジャマイカ駅とハワードビーチ駅では、タッチ決済対応のクレジットカードやデビットカード、Apple Pay、Google Pay、OMNYカードで支払えます。
LIRRもクレジットカードをタッチして乗れますか?
エアトレインのように、カードを改札へ直接タッチして乗る方式ではありません。駅の券売機・窓口またはMTA TrainTimeアプリで、乗車前にきっぷを購入します。アプリ内の支払いにはクレジットカードなどを利用できます。
LIRRのきっぷはどこで買えますか?
ジャマイカ駅の券売機・窓口、またはMTA公式のTrainTimeアプリで購入できます。車内購入は割増になる場合があるため、乗車前の購入がおすすめです。
ジャマイカ駅からマンハッタンのどこに着きますか?
列車によりペンステーションまたはグランド・セントラル・ターミナルなどへ向かえます。ホテルの場所に合わせ、TrainTimeで行き先と停車駅を確認してください。
まとめ|支払い方法の違いを知っていればLIRRは便利
JFK空港からマンハッタンへのアクセスは、料金、速さ、荷物の量によって選ぶ方法が変わります。
- 安さを優先するなら、エアトレイン+地下鉄
- 速さと料金のバランスを重視するなら、エアトレイン+LIRR
- 乗り換えなしの楽さを優先するなら、イエローキャブや配車アプリ
私はジャマイカ駅経由のエアトレイン+LIRRを利用しました。LIRRの乗車時間が比較的短く、タクシーほど高額にならない点は、60代の一人旅にも利用しやすいと感じました。
ただし、初めて利用するときに知っておきたいのが、エアトレインとLIRRでは支払い方法が違うことです。
エアトレインはクレジットカードのタッチ決済で通れますが、LIRRはきっぷの購入が必要です。私は現地でMTA TrainTimeアプリをインストールして購入しました。
最初は少し戸惑ったものの、一度分かれば難しい操作ではありませんでした。これから利用する方は、日本でアプリを入れ、スマートフォンを十分に充電しておくと、ジャマイカ駅で落ち着いて乗り換えられると思います。

JAL機を見かけると日本が恋しくなりますが、NYCでもう少しだけ遊んで帰国したいと思います。
次回は、NYCでの最初のお宿『The Times Square EDITION』の滞在記をお届けしますね。
それでは、また( ◠‿◠ )

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